対人関係療法とは

身近な存在との関係が発端となるケースも

うつ病などの心の病に罹患する人が急増しています。心の病を発症する原因や理由については人それぞれですが、対人関係の難しいさや煩わしさなどが発端となるケースも少なくありません。そんな中、対人関係療法への注目度が従前よりも増しているといえるでしょう。「対人関係」と一口にいっても、その種類は実に多岐にわたります。夫婦や親子、友人に会社の同僚などと身近な人が挙げられるのも特徴といえるのではないでしょうか。本来なら、これらの身近な人たちから自分の存在価値を認めてもらうことで、やりがいやモチベーションアップを図りたいところですが、何らかの言葉や態度がきっかけになり、自尊心を傷つけられることでうつ病になってしまうのです。

重要なのはカウンセリング!

対人関係療法とは一体どのようなものかと疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。風邪や腹痛などの病気とは異なり、医薬品の投与などによって治癒が期待できるものではありません。考え方によっては、それよりも難しい治療といえるでしょう。対人関係で傷ついた自尊心をケアしてあげることが重要です。うつ病患者の多くが「自分は生まれてこなければ良かった」や「自分は生きる価値もない」などといったネガティブな気持ちに苛まれています。このような思い込みを解消するための療法を施すのが、精神科や心療内科などで主に行うカウンセリングです。カウンセリングでは、うつ病に罹患してしまった患者の存在価値を認めることはもとより、取り組んできた努力や頑張りについても評価します。